野生のイルカの機嫌
タイトルを見て、「えっ?イルカにもご機嫌な時と不機嫌な時があるの?」っと思われた方も多いでしょう。
そうなんです。イルカは人間と同じ気持ちを持つ動物なんです。
イルカにだって、機嫌がいい時と悪い時があります。
ここでは、イルカウォッチングに行った時、イルカの行動でわかるイルカの機嫌を観察してみましょう。
イルカの機嫌が悪くなる時
イルカの様子を見ていると、今は機嫌が悪いな〜とか、今日は1日中機嫌がよかった。なんて思うことがあります。
どんな時に機嫌が悪くなるのか、良くなるのかは人間と同じです。
自由に泳いでいるのに、邪魔をされたり、不快な音を出されたりするとやっぱり機嫌が悪くなっちゃいます。
私たち人間だって同じですよね。生活していて、近くで大きな音を出されたり、歩いているときに邪魔されたりすると誰だって嫌になっちゃいますもん。イルカだって、生活しているのです。そこに人間が見に来ているわけですから、邪魔をされるとイルカさんだって機嫌が悪くなっちゃいます。
イルカの機嫌の見分け方
イルカの機嫌がいい時
- ゆっくり泳いでいる時
- 近くに寄ってきてくれる時
- 魚を加えて見せてくる時
- ジャンプしている時
- バブルリングを出している時
イルカの機嫌が悪い時
- 潜る回数が多い時
- 浅瀬に行って船が近づけないようにする時
- 尾びれを海面にバンバンを叩く行動をした時
- 長く潜る時
イルカの機嫌は誰でもわかる?
始めてイルカウォッチングする方は、イルカの機嫌を見るのは難しいと思います。
普段どれくらいの間隔で潜っているのか、どのくらいの速度で泳いでいるのかなどがわからないとイルカの機嫌はなかなか分かりにくいです。
何回も見てやっとわかるようになりますよ。
イルカの機嫌が悪い時はどうしたらいいの
あなたがイルカウォッチングに行きました。
イルカには会えたものの、イルカたちの機嫌が悪く何度も潜ってばかりでなかなか海面に顔を出してくれません。
こんな時は、どうしたらいいのでしょうか。
答えは・・・。
何もできません。。。
イルカの機嫌を直すことなんて、人間ではできないのです。私たちにできることは、そっと見守ることのみです。
イルカの生活環境を守るために
乗船されるお客様へお願い
野生のイルカは、海で生活しています。
そこは、誰もが見に行くことができ、誰もがルールを作れません。なので、イルカウォッチングをする上で、みんなでイルカを守っていこうという気持ちを持って乗船してください。
【乗船されるお客様にお願い】
エサを与えない
大きな声や擬似音を出さない
【運営会社が心がけていること】
イルカに無理に近づかない
急発進や急後進しない
「イルカにもっと近づいて」と言われることがありますが、イルカたちの生活スペースを確保してあげたいので、遠くから見るイルカウォッチングを心がけています。ウォッチングする皆様もご理解をお願いします。
イルカたちの生活を考えてくれる運行会社
イルカのことを考えて、乗船前にレクチャーをしてくれる「南島原イルカウォッチング」
乗船前に、きちんと理解を深め、皆さん温かい気持ちで乗船していただけるように説明してくれます。安心安全ですね。
まとめ
イルカたちが安心して暮らしていくために、私たちにできることがあります。イルカたちが機嫌よく泳いで生活していけるように私たちは心がけてウォッチングしていくことが大切だと思います。